【成蹊大学北川ゼミ 地域事業者プログラム】第1回講義「事業構想を練る」実施報告
2025年5月21日、成蹊大学法学部 北川ゼミにて、地域事業者が参加する「起業家体験プログラム」の第一回講義が行われました。
学生たちはすでに4月からゼミをスタートしており、今回から私たち地域事業者による全9回の連携プログラムが本格的に動き出しました。
このプログラムと連携する私たちは、すでに社会で実務を行っている立場から、ゼミ生の事業活動に対して実務面での講義やサポートを担当しています。
第一回の講義テーマは「事業構想を練る」。
講師は、特定行政書士・特定社会保険労務士の髙谷先生です。
事前に学生たちには「欅祭でどんな事業を創造してみたいか」というスケッチ課題が出されており、当日はその内容をもとに、各チームでアイデアを広げるブレインストーミングを行いました。
またこの日は、ゼミ生と地域事業者が初めて顔を合わせる場でもありました。
最初は少し緊張した雰囲気でしたが、髙谷先生の自然体な進行により、場が徐々に和らぎ、活発なやりとりが生まれていきました。
学生たちは、自分たちの手で何かを創り出すイメージを少しずつ掴みはじめている様子です。
次回の講義では、今回出てきたアイデアをもとに、より具体的な事業計画をリーンキャンバスへと落とし込んでいく予定です。
こうした取り組みは、地域との連携による実践的な学びとして注目され、吉祥寺経済新聞にも取り上げられました。
今年度も多彩なメンバーがそろっている「起業家体験プログラム」。
これからの展開がますます楽しみです。
私たち地域事業者も、学生たちの挑戦に寄り添いながら、実践の場をともにつくっていけるよう、しっかり関わっていきたいと思います。
参加者(五十音順)
石塚 真希(税理士・中小企業診断士)
斉藤 正直(株式会社SUZU 代表取締役社長)
新倉 昭彦(オフィス ファーストペンギンズ 代表)
髙谷 桂子(高谷行政書士事務所・高谷社会保険労務士事務所 代表)
姫野 裕基(株式会社マネジメントブレーン 代表取締役社長)
記:田内 慎(株式会社マネジメントブレーン/先見研究会メンバー)
以上
弊会員組織で運営している先見研究会は、昨年に引き続き成蹊大学法学部北川ゼミの「起業家体験プログラム」を支援させていただいております。
今年度は講師として、計28回のうちの地域事業者プログラム9コマ分を担当します。
「起業家体験プログラム」は、北川ゼミの2、3年生が模擬的に株式会社を設立し、欅祭での出店・営業、会社解散までの流れを学ぶ《課題解決型学習》の授業です。
株式会社マネジメントブレーンは地域事業者の皆さまと共に、実際の起業体験や知識をゼミ生に提供し、学びと実践に一年間伴走していきます。